中古マンションの購入

中古マンションの購入

いざマンションを購入しようと思っても、意外とわからないことだらけです。

手持ちの家具を置きたい、新調したい家具があるなどという場合は、想定したものが置けるかどうか持参したメジャーでサイズを計っておきましょう。ただし、あまりたくさん見過ぎると、前に述べた「移り気症」を併発しかねないのでご注意を。購入するにあたって、一番大切なことは、あなたの意見をしっかりと持つことです。マンションを買うときには、さまざまな誘惑も待ち受けています。でも、よく考えると「お客様だけ特別に」なんて都合が良すぎる話。また、誰にでも「理想のマンション」はあります。

最低でも3〜4件、できれば5件以上のモデルルームを見学するよう心がけましょう。一生の買い物だからこそ、たくさん夢を見るのは非常によくわかるのですが、一生に一度だからこそ、現実を見つめることが大切です。5年後、十年後、もしも売却を考えたとき、あなたが購入した80uのマンションは他のマンションの80uのマンションと比較されることになります。「夕焼けを見るのが好き」という人にはお勧めです。それらの金額を分譲戸数で割ると数十万円〜百万円単位で自己負担させられているということもあるのです。何も考えずに、マンションを購入して後で後悔する例は枚挙にいとまがありません。

フラワースタンド:アイアンチェアーSサイズ> 豪華な気分に浸っても、それらは全て分譲価格に上乗せされ、自分で支払うことになるのです。同様なケースとして、家具付きモデルルーム販売というのがあります。値引きにしろ家具付きにしろ、本当にほしいマンションなら大歓迎ですが、それほど希望に合わないのに「安くなった」と勘違いさせられて決めてしまうのは後悔のもとです。最も多いのは2〜3件で32.5%、次いで4〜5件の23.6%、0〜1件の15.5%と5件以下で7割を占めるという結果が出ています。目に見える欠陥があるマンションというのはあまりありません。手狭になった賃貸住宅を出て、部屋数・面積を増やす、ということがマンション購入の動機であることが多いのです。

明らかに豪華すぎるモデルルームは自己負担も大きいのだということを知った上でモデルルームを見たいものです。しかし、完璧なマンションはありません。ですから、自分はどのようなマンションが欲しいかをしっかり決めることが大切です。モデルルームは基本となるプランとは違う場合があるので、どこが違うのか、内装や建具は標準仕様であるのかオプションであるのかといったことなども聞いておく必要があります。契約から入居までの間に実施される、家具や家電の優待販売も要注意です。新築にしたかったが、予算の都合でやむなく中古マンションを選ぶというパターンは多く見受けられます。