失敗しない!マンション購入ガイド

マンション購入ガイド

マンションの一番人気の南向きですが、言うまでもなく日照時間が長く暖かいことが好イメージの最大の理由です。


リクルートがまとめた「首都圏新築マンション契約者動向調査」によれば、2006年に新築マンションを買った人の見学数の平均は5.0件。ほかにどんなマンションが買えるのか、よく比較検討しなかったのであれば無理もありません。 マンションを買うときには、さまざまな誘惑も待ち受けています。気になった箇所はデジカメで撮影しておくと後で情報を整理する時に便利です。
モデルルームは一部屋だけ作るにも、費用は数千万円はするでしょう。一生の買い物だからこそ、たくさん夢を見るのは非常によくわかるのですが、一生に一度だからこそ、現実を見つめることが大切です。

ホテル仕様の高級感と防音・振動にも効果大

どんな物件に住みたいのか? あなたのライフプランは? 資金計画は? 契約前には必ず、それらのプランをしっかりと検討してみて下さい。(私は結局買わなかったので、私のタクシー代やおみやげ代は購入された方々が支払ったことになります)また最近は有名俳優や外人タレント(俳優)をイメージモデルに起用し、CMを流し、高級感を演出する例もあります。どの客に対しても同じことを言っていることは明白です。

こうした「一目惚れ」を防ぐには、やはり何件かのモデルルームを見て回ってから結論を出すことが大切です。目に見える欠陥があるマンションというのはあまりありません。5年後、十年後、もしも売却を考えたとき、あなたが購入した80uのマンションは他のマンションの80uのマンションと比較されることになります。

マンションを購入する上で、東向きとは逆に午後に日が差す西向きは、「西日が当たる」ということで夏の午後は暑くなるイメージがあり、敬遠されがちです。一生かかるローンを組み、決死の思いで購入したマンションが「欠陥マンション」だったら…その住人の怒りと悲しみと苦悩は、いかほどのものでしょうか。でも、マンションの住戸は角住戸や最上階、1階でなければ上下左右をほかの住戸に囲まれているので、一戸建てに比べて冬でも暖かいのが一般的です。

モデルルームは基本となるプランとは違う場合があるので、どこが違うのか、内装や建具は標準仕様であるのかオプションであるのかといったことなども聞いておく必要があります。夏の午後の日差しも、上の階のバルコニーが庇の役目を果たすのである程度は防げるでしょう。手狭になった賃貸住宅を出て、部屋数・面積を増やす、ということがマンション購入の動機であることが多いのです。

豪華な気分に浸っても、それらは全て分譲価格に上乗せされ、自分で支払うことになるのです。マンションを購入する上で、最も不人気なのが北向きです。最近はマンションの販売が思わしくないケースが多く、完成済みの物件などでは早く売り切るために値引きに応じてくれることも少なくないようです。

ところで、実際にモデルルームを見学するとして、いったい何件くらい見るのが一般的なのでしょうか? 初めてマンションのモデルルームを見る人の中には、その豪華でハイセンスなインテリアにすっかり魅了されてしまい、よく考えもせずに「このマンションに決めた!」と早々に結論を出してしまうケースもあるようです。ただし、あまりたくさん見過ぎると、前に述べた「移り気症」を併発しかねないのでご注意を。

年間を通して日差しが期待できず、北からの冷たい風が吹き込んで寒いイメージが強いのでしょう。


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