新築マンションの購入

新築マンション購入

マンションの広告では「家賃並みで買える!」といった宣伝文句をよく見かけますが、本当に家賃並みでマンションが買えるのでしょうか。

手狭になった賃貸住宅を出て、部屋数・面積を増やす、ということがマンション購入の動機であることが多いのです。購入するにあたって、一番大切なことは、あなたの意見をしっかりと持つことです。(私は結局買わなかったので、私のタクシー代やおみやげ代は購入された方々が支払ったことになります)また最近は有名俳優や外人タレント(俳優)をイメージモデルに起用し、CMを流し、高級感を演出する例もあります。マンションを購入するということは、自分と家族の居場所、生活の場所を作るということです。そうすると、購入した後で必ず後悔する羽目になるでしょう。これは、当たり前のようですが、意外に見過ごしてしまいがちなポイントです。

マンション用オリジナルガラス表札 夏の午後の日差しも、上の階のバルコニーが庇の役目を果たすのである程度は防げるでしょう。最近はマンションの販売が思わしくないケースが多く、完成済みの物件などでは早く売り切るために値引きに応じてくれることも少なくないようです。昨今、残念ながら欠陥マンションは増えています。各々のプランや計画も重要ですが、それに頼りすぎ、現実を無視していると、結局物件が見つからないまま、くたびれ損になってしまうこともあります。目に見えない部分にあるからこそ、購入したあとや住み始めてから気付くものです。ほかにどんなマンションが買えるのか、よく比較検討しなかったのであれば無理もありません。

どの客に対しても同じことを言っていることは明白です。一生の買い物だからこそ、たくさん夢を見るのは非常によくわかるのですが、一生に一度だからこそ、現実を見つめることが大切です。自分の仕事(通勤)の利便性だけではなく、自分と家族の今のライフステージがどうで、また5年後、10年後のライフステージがどうなり、どういう生活を送りたいか、という見通しを持って生活の場を作るということが大切です。モデルルームの見学時には間取り図が配られるので、気になったことや販売担当者に質問してみた内容などをメモしておきましょう。新築にしたかったが、予算の都合でやむなく中古マンションを選ぶというパターンは多く見受けられます。値引きするかわりに「モデルルームとして使っていたので家具をお付けします」というものですが、在庫住戸を処分するために販売直前にわざわざ家具を運び込むケースもあるのです。

マンションを購入しようと決めた時、まず始めに十分考えておかなければいけない事は、「何のために、どんな目的で購入するのか」ということ。さらに、「新築」にこだわりすぎて、立地や間取りを考えない中途半端な買い物をする危険性もあります。マンションを購入する上で、最も不人気なのが北向きです。それに値引きしなければならないということは、はじめから価格設定が高すぎたともいえるでしょう。新築の場合だと、好条件のマンションがあっても値段が高いなど、妥協せざるを得ない場合があります。ただし、あまりたくさん見過ぎると、前に述べた「移り気症」を併発しかねないのでご注意を。