マンション購入記

マンション購入記

マンションは一生の財産となる大きな買い物ですので、納得のいくマンション購入をするために是非このサイトを活用して下さい。

モデルルームに付いていて気に入ったからといって、価格に含まれない有償のオプション品をあれもこれもと付けてしまうと、あっという間に予算オーバーとなりかねません。子供に部屋を与えて、しっかりと自宅での勉強ができるようにという希望からマンションを購入するのであれば、そういう間取りのマンションを購入する必要があります。新築にしたかったが、予算の都合でやむなく中古マンションを選ぶというパターンは多く見受けられます。最低でも3〜4件、できれば5件以上のモデルルームを見学するよう心がけましょう。「お客様だけに特別に、500万円引かせていただきます」なんて言われると、思わずフラフラっとなびいてしまいそう。夏の午後の日差しも、上の階のバルコニーが庇の役目を果たすのである程度は防げるでしょう。

知識ゼロから始める究極のマンション選び 各々のプランや計画も重要ですが、それに頼りすぎ、現実を無視していると、結局物件が見つからないまま、くたびれ損になってしまうこともあります。モデルルームは一部屋だけ作るにも、費用は数千万円はするでしょう。それらの金額を分譲戸数で割ると数十万円〜百万円単位で自己負担させられているということもあるのです。そのマンションが本当に自分の希望にぴったりの物件であれば問題ありませんが、えてしてあとから「こんなはずじゃなかった」と思うことが出てくるもの。これは、当たり前のようですが、意外に見過ごしてしまいがちなポイントです。手持ちの家具を置きたい、新調したい家具があるなどという場合は、想定したものが置けるかどうか持参したメジャーでサイズを計っておきましょう。

同様なケースとして、家具付きモデルルーム販売というのがあります。そうすると、購入した後で必ず後悔する羽目になるでしょう。マンションを購入する上で、最も不人気なのが北向きです。見学の際に役立つアイテムといえば、デジカメ、メジャー(巻き尺)、ペンなど。それに冷静に比較してみると、近所の量販店のほうが安く売っていることもあります。なにより、北向きのマンションはほかのマンションに比べて安いので、同じ予算でも広い家が買えることが最大のメリットと言えます。

リクルートがまとめた「首都圏新築マンション契約者動向調査」によれば、2006年に新築マンションを買った人の見学数の平均は5.0件。安いからと不必要なものまで買い揃えては、入居後のローン返済さえおぼつかなくなるかも。でも冬は午後に日が差すので、東向きよりは暖かいことが期待できます。一生の買い物だからこそ、たくさん夢を見るのは非常によくわかるのですが、一生に一度だからこそ、現実を見つめることが大切です。5年後、十年後、もしも売却を考えたとき、あなたが購入した80uのマンションは他のマンションの80uのマンションと比較されることになります。どの客に対しても同じことを言っていることは明白です。